

コラム第12回〈ピタパンのこと〉
《本ブログは店頭で配布しているピキニニ通信で掲載しているコラム及び今月のおススメと同内容です》 -店主コラム- ピキニニはフードトラックなのに、通常は固定した場所で営業しており、カフェスペースもあります。「ミートソースピタパン」と名付けた食べ物は当店のオリジナルですので、初めてのお客さまにとっては「?」の多いお店かもしれません。そのためこれまでお客さまから様々なご質問を頂きました。「何屋さん」「何売ってるの」「ピタパンの大きさはどのくらい」「庭は自分で作ったの」「この車動くの」等々様々ですが、そもそも「ピタパンって何?」というご質問も頻繁にお受けいたします。 -ウィキペディアによるとピタパンとは- ピタ(英語: pita)、ピタパン(pita bread)は直径20センチくらいの平たく円形のパン。地中海沿岸、中東、北アフリカで広く見られる食文化である。 小麦粉に水・塩・砂糖・イーストを加えて、一時間ほど発酵させ、高温のオーブンで一気に焼上げる。中が空洞のポケット状になっているところから、英語ではポケットパン(pocket bread)とも呼ばれ、


コラム第11回〈慣れのこと〉
《本ブログは店頭で配布しているピキニニ通信で掲載しているコラム及び今月のおススメと同内容です》 -店主コラム- ピキニニのオープンは2015年10月ですので、ちょうど2年半が過ぎました。3度の冬を越し、3回目の夏シーズンに突入しております。 私はピキニニをオープンまで飲食業や接客業の経験が無かったため、他の経験を元に試行錯誤を繰り返しながらピキニニを運営してきました。ピキニニのような小さなお店でもお客さまにご購入頂き、「美味しい」と言って頂くまでには多くの過程を経なければなりません。まず第一に美味しいと思って頂ける食べ物を作る技術が必要になります。次にそれを販売するために販売する場所やお店のイメージを整えなければいけません。そして宣伝もしなければなりません。一度でも良いので食べていただく事を考えますが、さらにまた食べたい、また来たい、と思って頂けるようなお店であり続けなければなりませんので、様々な工夫が必要になります。これらの過程を一つ一つ整えて行くには、多くの時間と様々なアイデアが必要となり、そのため頭の中は24時間営業となります。サラリーマン